勃起のメカニズム
勃起の流れを大きく分けると、性的な刺激を受け、神経系より勃起の命令が発信され、
血液が陰茎に流れ込み、勃起が起こるという段階に分かれます。
最初の性的な刺激の方法はまちまちで、実際の女性の裸を見たり頭に思い描く事など視覚や聴覚、
想覚などの刺激を受ける中枢性勃起と呼ばれるものと、マスターベーションなど直接刺激や
乗り物などによる振動での刺激を受ける事で勃起する反射性勃起があります。
そしてこの刺激を受けた大脳が勃起中枢に男性器に血液を送る様指示し、
血液が流れると海綿体というスポンジ状の組織が充血し、勃起が起こります。
勃起した時の男性器のサイズには個人差はありますがl、通常の1.5倍〜2倍ほどです。
この時、流れ込んだ血液が逃げなように男性器の根元にある括約筋が閉じます。
このように血液の流出を防ぐ事により勃起が維持されるのです。
そして、快楽を得て括約筋が緩み、射精に達すると神経伝達物質が脳に届き、
海綿体に集結していた血液が開放される事で勃起が収まります。